記念すべき初めての投稿なのに，書名が不明なんです（それって「本の紹介」とは言えないぞ，と言われそうですが）。しかも立ち読みで，買ってもいない本です。たぶん場所は，木造だった神田の東京堂書店の二階。哲学，心理学，当時はやりの「精神世界」本のコーナーで手に取った，著者は確かインドの人だったはず。

その中の一節に，こんな内容のことが書いてありました。

『人と会うときは，初めて会う人でも，何回も会うことになる人でも，いつでも手渡すための「花束」を準備しておくようにしてください。本当の花束でもいいし，他のモノでもいいし，形の無いモノ，例えばその人を元気づける言葉でもいい。どんな小さくてもいいから携えて会うようにしてください。』

覚えているのは，そこだけなのです。何かの精神的なトレーニングについて書いていたはずなのですが，記憶に残っていません。

「この言葉を理想として，今までやってきた」と言えれば，格好良いのです。しかし，実情は，全くこの教えに反する生き方をしてきたように思います。理想は理想として掲げて努力はしたんですけどね。

これから，サイトを訪れる皆さんに差し出すものが，花束なのか，サイトのタイトルにあるように「おもちゃ」なのか，それとも，ただのガラクタなのか・・・。もちろん，ある人にとってはガラクタでしょう，残念ながら。でも，誰かにとっては贈り物になってほしいという気持ちでサイトを作っていこうと考えています。